こんにちは。
今回は「カジュアルデイ」について紹介します。
マラウイの小学校では指定の制服で登校するように決められているのですが、
「カジュアルデイ」の日だけは50クワチャ(日本円で6.5円ほど)を支払う代わりに、
好きな服装で登校ができます。
集めたお金は地域のスポーツ大会に行く交通費や教員住宅を建てるための支援金として使われます。
私の任地のカブドゥラでは公園や体育館、図書館など子どもが遊べる施設がないことに加え、
おもちゃやゲーム機を持っている子はほとんどいません。
そのためオシャレをすることが大きな娯楽となっています。
カジュアルデイの日は朝から子どもたちがソワソワしています。
誰かが登校してくるたびに歓声が上がります。
みんなそれぞれおしゃれをして楽しそうです。
カメラを向けるとみんな「写真撮って!!」と集まってきます。
マラウイではカメラやカメラ付きケータイを持っている人は多くはありません。
また写真にかかる(台紙、印刷代など)お金は高額のため、子どもたちは自分の姿をみる機会が日本より少ないです。
そのため、写真を撮るととても喜んでくれます!
全員に写真を印刷して渡すことは難しいですが、少しでも子どもたちの姿を写真に撮って、見せてあげることができたら良いなと思います。